猫の健康【水を飲ませよう編】
こんにちは!ネコ語りんです(*^^*)
本格的に冬になり、みかんやせんべい片手にコタツでぬくぬく…
動くのが億劫になってしまいますね( ˊᵕˋ ;)
私は冬の空気の乾燥で喉を痛めてしまうので、なるべく飲むように気をつけています。
さて、皆さんは飼っている猫が毎日水分を摂れているか把握していますか?
実は猫の祖先は砂漠出身*1なので、元々少しの水で生きていける動物です。
うちの猫も喉が乾かないのか、いつも置いてある水があまり減らないです。
今回は猫が水を飲んでくれるにはどう工夫したら良いかを紹介します。
目次
なぜ水を飲まないといけないのか?
砂漠出身で水分が少なくても生きていけるといっても、体に負担がかからないわけではありません。
体の中の水分が不足すると、腎臓や膀胱に石ができる病気[尿路結石*2]になりやすくなります。
水をしっかり飲んでいればその分尿が出ますが、水を飲まないと尿が溜まって濃くなり、中に結晶ができてしまいます。
そして、外に出されない結晶がどんどん大きく石のようになり、腎臓や膀胱内を傷つけたり、尿管や尿道に詰まっておしっこがスムーズに出来なくなってしまうことあります。
そうなると、血尿が出たり、おしっこをする時にものすごい痛がったりするので、すぐに動物病院での処置が必要です。
季節関係なく水分摂取は大切ですが、やはり冬は水を飲んでくれない!という話しを飼い主さんから聞くことが多いです。
どうしたら水を飲んでくれるのでしょうか?
・水の器を変えてみる
猫は水が苦手な動物です。
なるべく器に顔やヒゲがつかないような飲み口が広めの物をおすすめします!
中でも陶器は丈夫で、猫が水に手を入れて遊んでしまっても倒れにくく、洗いやすいので衛生的です。
屈まずに楽な姿勢で飲めるように、台などで高くしてあげるのも良いと思います。
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こちらの陶器は特殊な素材が水をまろやかにしてくれる効果があります。
また、猫の大きさに合わせてサイズを選ぶことができます。
・浄水器を使う
私の家でも使ったことがありますが、フィルターを通して水道水の不純物をろ過してくれる商品です。
フィルターを交換する必要があり、細めな掃除が必要なので少し手間がかかりますが、常に清潔な水を用意することができます。
浄水器は水が湧き出てくるタイプのものと、流れ出るタイプのものがあります。
湧き出るタイプの浄水器は水が飛び散らないように防水カバーが付いているので、水を飲むのが下手な猫でも床が濡れる心配はありません。
また、蛇口からお水を飲むのが好きな猫もいます。
そんな猫には蛇口のように流れ出るタイプの浄水器がおすすめです。
360°どの角度からでも水が飲めるので何匹か猫がいるお家でも仲良く飲むことができます。
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それでも水を飲んでくれない!そんな時は…
・ウエットフードを食べさせる
あまりにも水を飲んでくれない猫には普段食べているドライフードの上に水分量の多いウエットフードを乗せて食べさせるのも良いです。
・ぬるめのお湯を飲ませる
私がよくやるのは、沸騰させたお湯を35℃~38℃くらいに冷まして飲ませることです。
うちの猫は夏も冬も喜んで飲んでくれます!
猫によって温かい飲み物を好むことがあり、また一度沸騰させることでカルキ抜きもできるので、冷たい水より飲んでくれると思います。
必ず火傷をしないように、人肌の温度のお湯をあげてくださいね!
飲みすぎも注意が必要!
気をつけるべきは水を飲まないことも良くないですが、飲みすぎもNG!
普段から良く水を飲む猫はあまり心配ないですが、
いつもは全然飲まないのに、急にガブガブ飲み始めたり、明らかに水の減るスピードが早い場合は、
糖尿病などの病気の可能性があるので注意が必要です。
水を飲む量の調べ方
ペットボトルに水を入れて、そこからいつもの器に水を補充するようにしましょう。
最終的にどれくらいの水を飲んだのかをメモして獣医さんに報告してください。
注意深く日頃から猫の体調や行動をチェックしてあげましょう!
終わりに
今回は猫が水を飲むことの大切さと、どうしたら飲んでくれるのかを紹介しました!
水を飲まないと猫の体に悪影響があり、色々な病気の元になるので、日々の猫との触れ合いから体調に変化がないかをしっかりと見てあげてくださいね。
お知らせ
今年の投稿は今回が最後です。
次回は来年1/14に投稿します。
未熟な文章ではありますが、たくさんの方に読んでいただきありがとうございました!
来年も皆さんにより良い情報をお届けできるよう頑張っていきますので、よろしくお願いします!
Merry X'mas!!