ねこの健康【食事編】
こんにちは!ネコ語りんです(*^^*)
前回、猫の歯磨き(前編)について紹介しましたが、
きちんと口内ケア後の変化をお伝えするために検証中なので、後編はもう暫くお待ちください(*_ _)
さて、話は変わって単刀直入にお聞きしますが、寒くなってから、猫の食欲が凄くないですか?
うちの猫はご飯を欲しがる回数も増えた上に、人間の食べ物も欲しがってテーブルに登ってしまうので、毎回阻止するのが大変です( ˊᵕˋ ;)
本来、1日に猫が必要な栄養素は、「総合栄養食」と表記があるキャットフードに、全て含まれています。
そのため、人間の食べ物を与える必要はありません。
それでも可愛く鳴いておねだりされると、ついついあげちゃいますよね…笑
私も同じなので気持ちはとっても分かります。
今回は、猫にどのくらいの量までなら与えても大丈夫なのかを紹介します。
目次
1. 猫に与えてもOKな食材
猫は主に肉や魚に含まれている栄養を摂取します。
特に、タンパク質、脂質は猫にとって重要なエネルギー源となります。
・魚類
白身魚、鮭、カツオ、ブリ
魚はタンパク質、脂質が豊富に含まれていて、キャットフードの主原料にも使われています。
与える場合は、新鮮なものを1日1回、刺身でいう1切れの半分くらいにしましょう
必ず小骨をしっかり取り除いて、塩や砂糖などで味付けはしないでくださいね。
・肉類
鶏肉、豚肉、牛肉
肉も魚と同様に、タンパク質、脂質を豊富に摂ることができます。
与える場合は、しっかりと火を通して、味付けをせずはぁに、1日1回、2~3cm角ほどにしましょう
2. 猫に与えるのはNGな食べ物
・野菜類
玉ねぎ、ねぎ、ニラ
犬や猫などの動物に与えてはいけないものとしてよく聞くと思います。
これらは動物の赤血球を破壊し、貧血を引き起こす成分が含まれています。
この成分は熱で分解されないため、加熱されたものでも中毒を引き起こす恐れがあります。
・魚介類
青魚
青魚にはDHAやEPAが多く含まれており、猫が日常的に食べるとイエローファット(黄色脂肪腫)という病気にかかる危険性があります。
そのため、なるべく食べさせないことをおすすめします。
貝類
生の貝類には摂取すると光線過敏症の原因になる毒素が含まれています。
この病気は日光を浴び続けると耳などに痒み、炎症が起きてしまう病気です。
チアミナーゼとい成分が含まれていて、ビタミンB1を壊してしまいます。
下痢や嘔吐、痙攣などの中毒症や皮膚炎を引き起こします。
・海藻類
カルシウムなどのミネラルは尿石症を悪化させる恐れがあります。
・カカオ
カカオに含まれるテオブロミンという成分は、例え少量でも下痢や嘔吐、けいれんなどを引き起こす恐れがあります。
・カフェイン
お茶、コーヒーなどに含まれるカフェインは嘔吐や下痢をなどの症状だけでなく、心臓や神経系に異常をきたす恐れがあります。
うちの猫はたまにコップに入れた飲み物を机に置いておくと、顔を突っ込んで舐めようとしていることがあります。
机の上に飲み物を放置しないように注意して下さい!
これらは、ものによっては猫の命に関わる危険な食材です。
与えないのはもちろん、私たちが食事をする際は猫を別の部屋に移動させたり、残った料理はすぐに片付けたりと、猫が間違って口に入れてしまう状況を作らないようにしてくださいね!
3. 万が一猫が誤って食べてしまったら??
普段気をつけていても、うっかり目を離した隙に食べちゃった!なんてことも…
私も以前、ジップロックに入れて置きっぱなしにしていた塩焼きの鮭をうちの猫が危うく食べそうになったことがあります。
ジップロックならしっかりと密閉出来るし、香りにも気づかないだろうと安易に考えていたのがいけなかった…。
袋を噛みちぎって中身を食べているうちの猫を発見。
急いで口に指を突っ込んで飲み込みかけている鮭を回収しました。( ˊᵕˋ ;)
袋を食べてしまう可能性がありますし、塩分の過剰摂取や骨が喉に刺さる危険性があるので、ヒヤッとさせられました。
その時は咄嗟に「口に指を突っ込んで出す」ということをしましたが、どうしても食べたい猫は必死に逃げたり、さっと飲み込んだりしてしまうので、いつでも出来る対処ではないです。
もしも猫が誤って食べてしまい、嘔吐などの異変が見られたら、落ち着いて、猫の様子や嘔吐物を写真にとり、周囲になどがないかもしっかり確認して下さい!
もし破片があれば保管し、写真と一緒に動物病院に持って行くと獣医さんが適切な対処をしやすくなります。
突然猫が吐いてしまったり、体調が悪くなってしまった場合は、焦って動物病院に駆け込むことはせずに、しっかりと状況確認をしてから病院へ向かうようにして下さい!
4. 終わりに
人間の食べ物は香りも強く、味も濃いので猫にとっては魅力的な食べ物です。
かといって欲しがるだけあげてしまうと、猫の健康を害してしまいます。
一度味を覚えてしまうと、次も次もと欲しがってしまうので、味を覚えさせない為にも与えないことが大切です。
どうしても欲しがる時は、鰹節や煮干しなどの干物をお茶パックに入れて、キャットフードを保管している袋や箱と一緒に入れておくと香りが移ります。
これなら香りだけで、直接食べずに済むので、試してみてください!
可愛くてついつい…には気をつけたいですね( ˊᵕˋ ;)
ではまた〜*˙︶˙*)ノ”
ゆかりと猫さんのツーショット